特徴 日立ヤスキ白紙２号（以下白二鋼）を使用し低温で鍛造、 火造りを行った本職用として最も多く使用されるシリーズです。　 酔心白二鋼は切れ味の邪魔をする不純物が極めて少なく、 炭素鋼本来の純粋に鋭い切れ味を発揮します。 酔心白二鋼は製造過程で包丁をしっかりと叩き分子が砕かれ 粘りを持つ為、切れ味が良く長く切れします。 (注：比べると青二鋼の方が合金ゆえに切れ味は長持ちします。) 硬いだけではなく粘りを持った硬さですので、砥石乗りが良く 噛むような鋭い刃を早く得る事ができます。 　価格帯もお求め 易く、種類も豊富で入門者から上級調理師まで十分に満足し て頂ける包丁です。 初めて和庖丁を入手される方は、このシリーズをお薦めいたします。 推奨仕上げ砥石 酔心白二鋼は下記の砥石で研ぐと最良の刃が付きます。 北山（滑らか重視）、嵐山（作業効率重視） キングG1（万能）、キングS1（万能） 各種天然砥石（日照山、大平鉱山） 各種名倉砥石（日照山トモ名倉、木津山トモ名倉） 天然砥石は同じ性質の物が無いので、厳密な効果をお伝え出来ません！ 仕様 鋼材：日立ヤスキハガネ白紙２号B 方式：鍛造方式（合わせ包丁） 研ぎ：本霞研ぎ（木砥仕上げ） 柄　：朴水牛栗型柄 鞘　：無 銘　：酔心　白二鋼 硬度：約59HRC〜約60HRC