長さ(本体のみ) 120g 164mm 150g 183mm 180g 205mm 210g 240mm 240g 260mm 270g 280mm
アタリもなくシビアな状況の時、ナーバスな魚に対してジグが動き過ぎて釣れないのではと、疑問を抱くことはないだろうか。そこで優しく丁寧な釣りをするとヒットするようになった。そんな状況が少なからずあることは、魚に違和感を与えないようジグの動きを抑えた釣り方や、それに添ったタックルの進化が物語っているだろう。さらにタックルの制約を極力受けることなく、動き自体を抑えたジグがあれば、新たなアプローチでバイトに持ち込める可能性もあるのではないか。また今まで意識していなかったことも見えてくるのではという好奇心もあった。最も具現化したかったのは、従来のジグに付きものだった旋回運動をしないかしにくい、もしくは旋回したことを魚に気付かせないようにすること。なぜなら本物の魚は普段、グルグル旋回しながら泳いだりはしないし、ジグ自体の運動量を削ぐ面でも都合が良かったからだ。ベールが止まることなくハンドルを巻き続け、ほとんどジャークしないただ巻きといえるほどのモーションで、まわりの経験値の高いアングラーでも2,3本という釣果の中、彼一人、ヒラマサだけで二桁釣り上げたのである。ジグを動かし過ぎることなく、むしろそうすることで確実に魚に対してアピールしていく再現性のあるパターンで、一時は船中バイトがない中、彼だけ着実にバイトを重ねて次々に魚を釣り上げていった。このようにある状況下で圧倒する釣果が叩き出せることこそ、私がルアーに求めている第一の要素であり、この部分があるからルアーローテーションが活きてくるのである。後に判明したことだが、その時釣ったヒラマサの胃からは10cm程度のイカが複数入っていた。イカに似た動きが演出できていたのか、通常のジャーキングでは間で見切られることがあったのかは定かではないが、釣り方とジグがマッチしていたことは間違いのない事実であった。その日、私自身も彼と同様の釣り方で4本のヒラマサを手にした。前日は軽いジャークで10キロオーバーも釣り上げたし、根ズレで獲れなかったが、その魚もただ巻きでジグに絡んできた後、ヒットしたものだった。
使用するにあたって
アスナロⅢはロッドをねかせてハンドルを回し続けることにより、ヘッド部のテーパーで水流を受け、テールを振りスイミングする。イメージ的にはスムーズに移動しながら、無防備に泳ぐベイトを想像して頂けるとわかりやすいと思う。リトリーブアクションを活かす為、基本的かつ効果的な使用法は「ただ巻き」
あとはリトリーブスピードと手元の入力を調整するくらいである。はっきりとしたジャーキングをしなくても釣れるので、楽に集中して釣り続けることができる利点もある。春のヒラマサなどヒットゾーンが30m~40mある場合でも、苦痛を感じることは少ないだろう。尚、アスナロⅢはテンションを掛け強いジャークを入れればスライドする。この部分はヒットゾーンが狭い場合などには効果的に取り入れて頂きたい。使用できるロッドの幅が広く、バーチカル、ドテラ流しを問わず安定して使用可能。お手持ちのジギングロッドで使いやすいものをお選び下さい。フォールスピードも早く、着底感も良いので、より多くのヒットチャンスが得られます。棒状丸型にすることで、アシストフックがジグに絡むことによるフッキングミスを解消。さまざまなタイプのアシストフックが使えます。巻き続ける釣りにおいて、近年需要の多いベイトリールや電動でのジギングにも適応し、楽しめる釣りの幅が広がりました。